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細川たかし「矢切の渡し」について
細川たかしが歌った「矢切の渡し」は、1983年にヒットした演歌で、同年の競作ブームの中でも“最大の売上”を記録しました。舞台は葛飾・柴又と千葉・松戸を結ぶ江戸川の渡し舟で、駆け落ちを決意した男女の切ない情景を描いています。
もともとは1976年に、ちあきなおみのシングル「酒場川」のB面曲として発売し、1982年に梅沢富美男の舞踊演目で使われたことがきっかけで人気が再燃し、ちあきなおみ版がA面として再発売されました。今も観光用として運行されている江戸川の渡し舟は、柴又帝釈天や寅さんの舞台としても有名です。
矢切の渡し
歌:細川たかし/詞:石本美由起/曲:船村徹
つれて逃げてよ ついておいでよ
夕暮れの雨が降る 矢切の渡し
親のこころに そむいてまでも
恋に生きたい 二人です
見捨てないでね 捨てはしないよ
北風が泣いて吹く 矢切の渡し
噂悲しい 柴又捨てて
舟にまかせる さだめです
どこへ行くのよ 知らぬ土地だよ
揺れながら艪がむせぶ 矢切の渡し
息を殺して 身を寄せながら
明日へ漕ぎだす 別れです