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イルカ「海岸通」について
「海岸通」は、伊勢正三が作詞・作曲した楽曲で、もともとはフォークグループ「風」の1975年のアルバム『風ファーストアルバム』に収録された作品です。イルカは1979年にこの曲をカバーし、シングルとしてリリースしてヒットすることとなりました。
「海岸通」は、伊勢正三の感性豊かな曲を、イルカが女性らしい感性で歌い上げました。港町の夕暮れと別れの情景が重なり、今も多くの人の心に残るフォークソングです。
海岸通
歌:イルカ/詞:伊勢正三/曲:伊勢正三
あなたが船を選んだのは
私への思いやりだったのでしょうか
別れのテープは切れるものだとなぜ
気づかなかったのでしょうか
港に沈む夕陽がとても きれいですね
あなたをのせた船が 小さくなってゆく
夜明けの海が悲しいことを
あなたから教えられた海岸通
あなたの言うとおり妹のままで
いたほうがよかったかもしれない
あなたがいつかこの街離れてしまうことを
やさしい腕の中で 聞きたくはなかった
まるで昨日と同じ海に波を残して
あなたをのせた船が 小さくなってゆく