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吉幾三「雪國」について
「雪國」は、吉幾三が1986年に発表した演歌で、彼の歌手人生を大きく転換させた楽曲です。
吉幾三は「俺ら東京さ行ぐだ」などのコミックソングで知られていましたが、本格演歌路線への転向を狙ったのがこの曲です。当時プロデューサーの千昌夫から「正統派演歌では売れない」と猛反対されましたが、吉幾三が押し切って発売。結果的に大ヒットし、演歌歌手としての地位を確立しました。
発売当初はあまり注目されませんでしたが、翌1987年に大ブレイク。オリコン週間1位を獲得し、演歌としては五木ひろし「おまえとふたり」に続く史上2曲目の快挙となりました。『ザ・ベストテン』でも演歌として異例の1位を記録しました。第37回NHK紅白歌合戦(1986年)でも初出場を果たし、この曲を歌唱したことでさらに知名度が広がりました。
雪國
歌:吉幾三/詞:吉幾三/曲:吉幾三
好きよ あなた 今でも 今でも
暦は もう少しで 今年も終わりですね
逢いたくて 恋しくて 泣きたくなる夜
そばにいて 少しでも 話を聞いて
追いかけて 追いかけて
追いかけて・・・ 雪國
窓に 落ちる 風と 雪は
女 ひとりの部屋には 悲しすぎるわ あなた
酔いたくて 泣きたくて ふるえる唇
そばに来て 少しでも わがまま聞いて
追いかけて 追いかけて
追いかけて・・・ 雪國
好きな 人は いるの あなた
バカね バカな女ね 意地をはってた私
逢いたくて 夜汽車乗る デッキの窓に
とめどなく 頬伝う 涙のあとを
追いかけて 追いかけて
追いかけて・・・ 雪國
逢いたくて 恋しくて 泣きたくなる夜
そばにいて 少しでも 話を聞いて
追いかけて 追いかけて
追いかけて・・・ 雪國