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吉田拓郎「人間の「い」」について
「人間の「い」」(吉田拓郎)は、2003年3月26日発売のアルバム『月夜のカヌー』に収録された、“人間の弱さ・愚かさ・愛おしさ”を、拓郎が軽やかに語った哲学ポップです。
拓郎は昔から、「人間の弱さ」「どうしようもなさ」「それでも生きていく可笑しさ」を歌うのが得意で、この曲はその集大成のような内容で、「人間ってさ、こういう生き物だよな」という拓郎の“観察と諦観と優しさ”が混ざった作品です。
人間の「い」
歌:吉田拓郎/詞:吉田拓郎/曲:吉田拓郎
じれったい 抱きしめたい うしろめたい いとおしい
ゆるせない いくじがない 信じていたい 心地よい
ぎこちない 口づけたい やりきれない にべもない
おこがましい 味気ない あられもない いさぎよい
冗談じゃない うばいたい つめが甘い 人がいい
やぶさかでない うかがいたい 正直じゃない もどかしい
それが欲しい それがしたい それが 望まし うらやまし
はしたない 恩きせがましい それが恥ずかし おくゆかし
人間の「い」僕達の「い」いつだって「い」これからも「い」
さりげない 結ばれたい ふがいない そつがない
みもふたもない いじらしい とりとめもない 古くさい
そそっかしい 離れたい そこはかとない ういういしい
よろこばしい たわいない てっとり早い つつがない
いさぎよい しらじらしい 心もとない こそばゆい
理屈っぽい つまらない ながったらしい ゆるぎない
まわりくどい おぞましい まぎらわしい ありがたい
ふてぶてしい きなくさい 残り少ない 生きてたい
それが欲しい それがしたい それが 望まし うらやまし
はしたない 恩きせがましい それが恥ずかし おくゆかし
人間の「い」僕達の「い」いつだって「い」これからも「い」
人間の「い」僕達の「い」永遠の「い」命がけの「い」