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吉田拓郎「人間なんて」について
「人間なんて」は、1971年に吉田拓郎がリリースしたアルバム『人間なんて』に収録されています。スタジオ版はわずか2分の曲ですが、ライブでは数十分〜2時間以上に膨れ上がる“儀式”のような曲として伝説化しました。
歌詞はほぼ単一フレーズの反復で構成され、メロディもシンプルですが、この“単純さ”こそが後に巨大な意味を持つことになります。
■ライブでの“伝説化”
あるライブでは、PAトラブルでマイクが使えない状況になり、拓郎は生声で「人間なんて」を歌い始め、観客が次々に合唱に参加、その場の空気が膨張し、イベント全体を揺るがすほどの熱狂状態となりました。また、あるライブでは、ラストナンバーとして長時間演奏され、観客が“演奏の一部”となる曲として定着しました。いずれも、曲が反復構造曲のため、観客が自然に参加し、集団的高揚が生まれ、その場のエネルギーが曲を拡張し、数十分〜2時間以上の即興的儀式になるという現象が起きています。
つまり、「人間なんて」は、曲そのものより“場”によって完成する作品で、巨大な“音楽の嵐”に変貌する唯一無二の存在と言えます。
人間なんて
歌:吉田拓郎/詞:吉田拓郎/曲:吉田拓郎
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ
何かが欲しいオイラ
それが何だかは わからない
だけど何かがたりないよ
いまの自分もおかしいよ
空に浮ぶ雲は
いつかどこかへ飛んでゆく
そこに何かがあるんだろうか
それは誰にもわからない
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ
人間なんて ラララ ラララ ララ…