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    優利香「この街」について

    「この街」は、2025年1月7日にリリースされたシンガーソングライター優利香の楽曲で、彼女の故郷・神戸と阪神淡路大震災への思いを込めた作品です。震災を直接経験していない世代として、街を守り抜いてきた人々への感謝と誇りを歌っています。
    優利香は阪神淡路大震災直後に生まれた世代で、震災を直接体験してはいません。しかし「街を元に戻して守り抜いてきてくださった方々のおかげで今歌えている」と語り、街への感謝を込めてこの曲を制作しました。
    優利香は毎年1月に「しあわせ運べるように」を歌ってきましたが、今回は自らの言葉で感謝を表現するために「この街」を書き下ろしました。「この街」は、震災を知らない世代が街への誇りと感謝を歌う新しい神戸の歌です。優利香の真摯な歌声とメッセージは、神戸にゆかりのある人々だけでなく、多くの人の心に響く作品となっています。


    この街
    歌:優利香/詞:優利香/曲:優利香

    この街に生まれたことが これからも私の誇りなんです
    今歌えているのはどうして 夢を描く事ができたのも

    瓦礫の山も倒れた道路も 悲しみも知らないまま来たけど
    いくつもの優しさと涙と痛みで 今までここまで繋いでくれた

    from1995年 私の生まれる10ヶ月前
    この街が壊れたと聞いたよ いくつもの願いが奪われた

    しあわせを運べますように みんなで歌い続けてきたんだ
    この街は誰もが歌える歌がある

    震災を知らない 戦争を知らない 子供だと言われてきたけど
    他人(ひと)事なんかじゃない

    愛してくれた 伝えてくれた あなた達がいたから
    今もあの歌を歌っている 歌っている

    この街に生まれたことが これからも私の誇りなんです
    今歌えているのはどうして 夢を描く事ができたのも

    瓦礫の山も倒れた道路も 悲しみも知らないまま来たけど
    いくつもの優しさと涙と 痛みで今までここまで

    誰かに奪われていいものなど この世に一つも無いはずなのに
    あの日奪われた 奪われた でも街にまた日は昇る

    笑顔の裏に幾つもの涙 美しいこの街に生まれて
    私は 私には何ができるんだろう

    私は 私は歌を 歌い続けるよ






    Fender - Gibson - Martin - Paul Reed Smith - Gretsch - YAMAHA - ESP
    Chord Diagram