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やしきたかじん「あんた」について
「あんた」(やしきたかじん)は、1984年5月21日に発売された12枚目のシングルで、“たかじんの最初の妻との実体験”をベースにした、彼の代表的な恋愛歌です。大阪で圧倒的に支持され、後年は“封印曲”として語られるほど重い背景を持つ作品です。歌詞の女性視点の切実さは、「男がここまで女心を歌えるのか」という評価が多く、関西歌謡の“情の深さ”を象徴する作品として語られています。
あんた
歌:やしきたかじん/詞:伊藤薫/曲:伊藤薫
うちのことは ええからね
どうせ命は 預けたんやから
だから ハンパな 夢じゃあかんよ
帰らんつもりでゆけ
あんた いつもそうやもん
一度言うたら 二度と聞きゃしない
惚れた弱みと 笑うしかない
もう 夜明けが来るよ
言いたいことが あまり多過ぎて
涙も枯れて もう出ん
今時 バカげた 二人やけれど
男はいいよね 子供のままでいられて
愛の言葉も なかったね
二人出会った あの寒い夜に
肌をさらして 心さらした
そして みんな捨てた
振り返らずに まっすぐおゆきよ
あんた 今でも 好きだよ
この世で 一番 美しい男(ひと)
男はいいよね 子供のままでいられて
今時 バカげた 愛だと笑え
女で良かった あんたに出逢えたからね