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ミス花子「サラリーマンぶるうす」について
「サラリーマンぶるうす」は、ミス花子が1976年に発表した「河内のオッサンの唄」のB面に収録されています。大阪的なユーモアと世相風刺を込めたブルース調の作品で、サラリーマンの日常をコミカルに描いています。
「河内のオッサンの唄」が豪快な大阪庶民像を描いたのに対し、こちらはより現代的、風刺的で、当時の高度経済成長期の日本社会における、サラリーマンの哀愁やユーモアを唄っています。
サラリーマンぶるうす
歌:ミス花子/詞:ミス花子/曲:ミス花子
朝が来て飛び起きて
パンをかじりながらネクタイ締め
歯を磨きながらトイレして
トイレをしながら新聞読んで
あー 一杯の コーヒーと
卵が食べたいな ハハハ
あー 出勤前の コーヒーよ
でも月給が安すぎる
慌ててマイカーに飛び乗って
マイカーと言っても 自転車さ
急ぐ途中でチェンがはずれ
おまけに野良犬に 吠えつかれ
あー 屋根のある マイカーで
ゆうゆうと走りたい ハハハ
あー せめて マイカーを
でも月給が安すぎる
会社が終っても面白くないと
一杯飲み屋に 入ったが
二級酒の安酒を
計算しながら 飲んでいる
あー おやじさん タコの足...
は高いからやめとくよ ハハハ
あー キャバレーで 飲みたいな
でも月給が安すぎる
でも月給が安過ぎる
でも月給が安過ぎる