MENU
南こうせつ「夢一夜」について
「夢一夜」は、1978年に発売された南こうせつの楽曲で、資生堂の冬キャンペーンソングとして注目され、オリコン週間3位、年間30位(1979年)を記録した作品です。
かぐや姫解散後、ソロとしてヒットに恵まれなかった南こうせつが、新たな代表曲を求めて制作されたシングルで、作詞は阿木燿子を起用しました。メロディは、南こうせつの妻が弾いていたベートーヴェン「ピアノソナタ第17番《テンペスト》」第3楽章に着想を得たと言われています。
夢一夜
歌:南こうせつ/詞:阿木燿子/曲:南こうせつ
素肌に片袖 通しただけで
色とりどりに 脱ぎ散らかした
床にひろがる 絹の海
着ていく服が まだ決まらない
苛立しさに 口唇かんで
私ほんのり 涙ぐむ
あなたに会う日のときめきは
憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて
あゝ 夢一夜 一夜限りに
咲く花のよう 匂い立つ
恋するなんて 無駄なことだと
例えば人に 言ってはみても
あなたの誘い 拒めない
最後の仕上げに 手鏡見れば
灯の下で 笑ったはずが
影を集める 泣きぼくろ
あなたに会う日のときめきは
歓びよりも 切なさばかり
あゝ 夢一夜 一夜限りと
言い聞かせては 紅をひく
あなたを愛した はかなさで
私はひとつ 大人になった
あゝ 夢一夜 一夜限りで
醒めてく夢に 身をまかす