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松坂慶子「愛の水中花」について
「愛の水中花」は、1979年7月1日発売の、松坂慶子自身が主演した TBS系ドラマ『水中花』の主題歌としてヒットした、昭和歌謡の中でも特に“妖艶さ”と“哀しみ”が同居する楽曲です。
歌詞の核にあるのは、「これも愛、あれも愛、たぶん愛、きっと愛」というなフレーズで、ここには「愛を求める切実さ」「どこか虚無的で、満たされない心」「大人の女性の孤独と渇き」が凝縮されています。主人公は“水中花”という比喩で描かれ、「乾いたこの花に水をあたえてください」という願いは、愛情を注いでほしいという切実な叫びです。
愛の水中花
歌:松坂慶子/詞:五木寛之/曲:小松原まさし
これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛
だって淋しいものよ 泣けないなんて
そっと涙で頬を 濡らしてみたいわ
ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で
ちょっとブルーな恋の 夢をみている
乾いたこの花に 水を与えてください
金色のレモンひとつ 胸にしぼってください
わたしは愛の水中花
これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛
だって悲しいものよ 酔えないなんて
そっとあなたの胸に 甘えてみたいの
そうよ人生なんて ドラマじゃないわ
だから今夜はせめて 夢をみたいの
乾いたこの花に 水を与えてください
バラ色のワイングラス 胸にそそいでください
わたしは愛の水中花
これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛