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黛ジュン「雲にのりたい」について
「雲にのりたい」は、1969年に発売されたシングルです。恋の虚しさや孤独を“雲”に重ねて歌い上げています。
「夕月」「天使の誘惑」といったヒット曲に比べると知名度はやや控えめですが、ファンの間では根強い人気を持っています。歌詞の深みとメロディの美しさから、昭和・平成をまたぐ黛ジュンの人気曲です。
雲にのりたい
歌:黛ジュン 詞:大石良蔵・なかにし礼(補作詞) 曲:鈴木邦彦
雲にのりたい やわらかな雲に
のぞみが風のように 消えたから
わたしの胸に つのる淋しさは
愛するあなたにも わからない
どうしてみんな 恋しているんでしょう
果てない涙の中で だからひとりで
雲にのりたい やわらかな雲に
知らない街角を みたいから
雲にのりたい 温かい雲に
きょうまたしあわせは 来ないから
あなたといても 口づけをしても
悲しい風が吹く 胸のなか
どうして みんな恋しているんでしょう
果てない涙の中で だからひとりで
雲にのりたい 温かい雲に
誰にも逢わないで いたいから