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    荒井由実「12月の雨」について

    「12月の雨」はユーミンが1974年に発表した4枚目のシングルです。冬の情景と切ない恋心を描いた歌詞が印象的です。 「雨音に気づいて目覚める冬の朝」「窓の曇りガラス」「クリスマスの思い出」など、日常の風景と失われた恋を重ね合わせています。「時はいつの日にも 親切な友達」というフレーズが繰り返され、時間が過去を物語に変えていくというユーミンらしい詩的な表現が魅力です。
    フジテレビ『おそく起きた朝は…』のオープニングテーマとしても使われ、ユーミンの楽曲がテレビで広く親しまれるきっかけのひとつになりました。


    12月の雨
    歌:荒井由実/詞:荒井由実/曲:荒井由実

    雨音に気づいて 遅く起きた朝は
    まだベッドの中で 半分眠りたい
    ストーブをつけたら くもったガラス窓
    手のひらでこすると ぼんやり冬景色

    今にもあなたが 白い息をはき
    通りをわたって この部屋に来る気がして

    時はいつの日にも 親切な友達
    過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

    もうすぐ来るクリスマス 想い出の日には
    また会おうと云った もう会えないくせに

    今でもうしろを ふとふり返れば
    あなたが笑って たってるような気が して
    時はいつの日にも 親切な友達
    過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

    時はいつの日にも 親切な友達
    時はいつの日にも 親切な友達






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