MENU
松山千春「あたい」について
「あたい」は、1979年のアルバム『空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように』に収録された、千春作品の中でも“異色の視点”を持つ楽曲です。女性一人称「あたい」で語られるユーモラスで切実な恋心が、千春の観察力と優しさを強く感じさせます。
この曲は、女性視点で語られ、主人公は自分のことを「美人じゃない」「ブス」と自嘲気味に語りますが、その裏には“好きな人の前では不安になる可愛さ”がにじんでいます。
あたい
歌:松山千春/詞:松山千春/曲:松山千春
あたい ちっとも美人じゃない 鼻も低いほう
どちらかといえば ブス
あたい ちっとも美人じゃない スタイルも悪いほう
どちらかといえば ブス
だけど あたいの彼は背が高く
足がとても長く ハンサムで
だから とても とても 心配なんです
あたい 彼と歩いていると 少し早足で
チョロチョロ ついてゆくわ
あたい 彼と歩いていると通りすぎる人
クスクス 笑ってゆくわ
だけど あたいの彼はやさしくて
いつも あたいのうでをひっぱって
だから とても とても 幸せなんです
あたい ちっとも美人じゃない 鼻も低いほう
どちらかといえば ブス
あたい 料理 洗濯 掃除 ちょっとにが手です
どちらかといえば ダメ
だけど あたい 彼のためならば
どんな事もできる してみせる
だって 彼が 彼が 大好きなんです