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松山千春「恋」について
『恋』は、1980年1月21日にリリースされた松山千春の8枚目のシングルです。
別れを決意した女性の心情を静かに、そして深く描いています。「愛することに疲れたみたい」「それでも恋は恋」というフレーズには、愛の切なさと諦めきれない想いが込められています。この曲は、男女のすれ違いや感情の揺れをリアルに表現していて、聴く人の心にじんわりと染みるような一曲です。
また、1985年公開の映画『早春物語』では、原田知世が劇中でこの曲を歌うシーンもありました。静かな夜に聴くと、心が少しだけ柔らかくなるような、そんな優しい余韻を持った作品です。
恋
歌:松山千春 詞:松山千春 曲:松山千春
愛することに 疲れたみたい
嫌いになった わけじゃない
部屋の灯りは つけてゆくわ
鍵はいつもの ゲタ箱の中
きっとあなたは いつものことと
笑いとばすに ちがいない
だけど今度は 本気みたい
あなたの顔も ちらつかないわ
男はいつも 待たせるだけで
女はいつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも恋は恋
多分あなたは いつもの店で
酒を飲んで くだをまいて
洗濯物は 机の上に
短い手紙 そえておくわ
今度生まれて くるとしたなら
やっぱり女で 生まれてみたい
だけど二度と ヘマはしない
あなたになんか つまずかないわ
男はいつも 待たせるだけで
女はいつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも恋は恋
男はいつも 待たせるだけで
女はいつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも恋は恋
それでも恋は恋