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    フジファブリック「若者のすべて」について

    「若者のすべて」(フジファブリック)は、アルバム『TEENAGER』(2008年1月23日)の先行シングルとして、2007年11月7日にリリース。“夏の終わりの喪失感”を、花火・夕方のチャイム・風といった具体的な情景で描いた楽曲で、志村正彦の作家性が美しく結晶した作品です。
    この曲は、「花火」「夕方のチャイム」「風」など、五感に訴える具体的な情景から始まり、徐々に“会えない人への想い”へカメラが寄っていく流れです。派手な比喩を使わず、生活の中の感覚だけで感傷を描く点が、志村正彦の作家性の核心です。


    若者のすべて
    歌:フジファブリック/詞:志村正彦/曲:志村正彦

    真夏のピークが去った
    天気予報士がテレビで言ってた
    それでもいまだに街は
    落ち着かないような気がしている

    夕方5時のチャイムが
    今日はなんだか胸に響いて
    「運命」なんて便利なもので
    ぼんやりさせて

    最後の花火に 今年もなったな
    何年経っても 思い出してしまうな

    ないかな ないよな
    きっとね いないよな
    会ったら 言えるかな
    まぶた閉じて浮かべているよ

    世界の約束を知って
    それなりになって また戻って

    街灯の明かりがまた
    一つ点いて 帰りを急ぐよ
    途切れた夢の続きを
    とり戻したくなって

    最後の花火に 今年もなったな
    何年経っても 思い出してしまうな

    ないかな ないよな
    きっとね いないよな
    会ったら 言えるかな
    まぶた閉じて浮かべているよ

    すりむいたまま
    僕はそっと歩き出して

    最後の花火に 今年もなったな
    何年経っても 思い出してしまうな

    ないかな ないよな
    なんてね 思ってた
    まいったな まいったな
    話すことに迷うな

    最後の最後の 花火が終わったら
    僕らは変わるかな
    同じ空を見上げているよ






    Fender - Gibson - Martin - Paul Reed Smith - Gretsch - YAMAHA - ESP
    Chord Diagram