MENU
ザ・フォーク・クルセダーズ「戦争は知らない」について
「戦争は知らない」は、1968年発表の日本フォーク史の中でも特に“静かな反戦歌”として評価されている楽曲で、単なる事実の羅列ではなく、“知らないことの罪悪感”と“知らないからこその純粋さ”という二重構造を持っています。
1960年代後半は学生運動が盛んで、反戦歌は強いメッセージ性を持つものが多かった時代です。その中で「戦争は知らない」は、怒りではなく静けさで反戦を語るという非常に異質な存在でした。
戦争は知らない
歌:ザ・フォーク・クルセダーズ/詞:寺山修司/曲:加藤宏史
野に咲く花の 名前は知らない
だけど 野に咲く花が好き
帽子にいっぱい 摘みゆけば
なぜか涙が 涙が出るの
戦争の日を 何も知らない
だけど私に 父はいない
父を想えば あゝ荒野に
赤い夕日が 夕陽が沈む
戦さで死んだ 悲しい父さん
私は あなたの娘です
20年後の この故郷で
明日お嫁に お嫁に行くの
見ていて下さい 遥かな父さん
いわし雲とぶ 空の下
戦さ知らずに 20才になって
嫁いで母に 母になるの
野に咲く花の 名前は知らない
だけど 野に咲く花が好き
帽子にいっぱい 摘みゆけば
なぜか涙が 涙が出るの
ララララ ララララ……