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ザ・ピーナッツ「恋のフーガ」について
「恋のフーガ」は、1967年に発表したシングルで、悲恋をテーマにした歌詞と、迫力あるハーモニーが特徴的です。
「フーガ(fuga)」は音楽用語で「追走曲」を意味しますが、楽曲自体はフーガ形式ではなく、二人のボーカルが追いかけ合うように歌うことで独特の緊張感を生み出しています。第18回NHK紅白歌合戦で披露され、ザ・ピーナッツの代表曲のひとつとなりました。
恋のフーガ
歌:ザ・ピーナッツ/詞:なかにし礼/曲:すぎやまこういち
追いかけて 追いかけて すがりつきたいの
あの人が消えてゆく 雨の曲り角
幸せも おもいでも 水に流したの
小窓打つ雨の音 ほほぬらす涙
はじめから 結ばれない
約束のあなたと私
つかのまの たわむれと みんなあきらめて
泣きながら はずしたの 真珠の指輪を
初めから 結ばれない
約束のあなたと私
かえらない 面影を 胸に抱きしめて
くちづけをしてみたの 雨のガラス窓