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    back number「わたがし」について

    「わたがし」は、2012年7月18日にリリースされたバンドの6枚目のシングルとなります。
    好きな人と夏祭りに行く、甘酸っぱくもどかしい気持ちを描いた楽曲で、好きな子との初めてのデートで、緊張して気の利いた言葉が出てこない「僕」の心情が描かれています。「君が食べるわたがしになりたい」という印象的なフレーズは、彼女に簡単に触れられるような存在になりたいという、内気で不器用な主人公の想いを表現しているとされています。


    わたがし
    歌:back number 詞:清水依与吏 曲:清水依与吏

    水色にはなびらの浴衣が この世で一番
    似合うのはたぶん君だと思う よく誘えた 泣きそうだ

    夏祭りの最後の日 わたがしを口で溶かす君は
    わたがしになりたい僕に言う 楽しいねって

    僕はうなずくだけで 気の利いた言葉も出てきやしない
    君の隣歩く事に 慣れてない自分が恥ずかしくて

    想いがあふれたらどうやって
    どんなきっかけタイミングで
    手を繋いだらいいんだろう

    どう見ても柔らかい君の手を
    どんな強さでつかんで
    どんな顔で見つめればいいの

    君がさっき口ずさんだ歌にも たまに目が合う事も
    深い意味なんてないのだろう 悲しいけど

    君が笑ってくれる ただそれだけの事で僕はついに
    心の場所を見つけたよ うるさくて 痛くて もどかしくて

    想いがあふれたらどうやって
    どんなきっかけタイミングで
    手を繋いだらいいんだろう

    どう見ても柔らかい君の手を
    どんな強さでつかんで
    どんな顔で見つめればいいの

    もうすぐ花火が上がるね
    君の横顔を今焼き付けるように じっと見つめる

    この胸の痛みはどうやって
    君にうつしたらいいんだろう
    横にいるだけじゃ駄目なんだ

    もう君の気を引ける話題なんて
    とっくに底をついて
    残されてる言葉は もう わかってるけど

    想いがあふれたらどうやって
    どんなきっかけタイミングで
    手を繋いだらいいんだろう

    どう見ても柔らかい君の手を
    どんな強さでつかんで
    どんな顔で見つめればいいの

    夏祭りの最後の日 わたがしを口で溶かす君に
    わたがしになりたい僕は言う 楽しいねって






    Chord Diagram