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BUMP OF CHICKEN「プラネタリウム」について
「プラネタリウム」は、BUMP OF CHICKENが2005年7月21日にリリースした10枚目のシングルです。幻想的で切ない歌詞とメロディが特徴で、彼らの代表的な天体モチーフ作品のひとつです。 「四畳半の部屋に手作りのプラネタリウムを作る」という幻想的なイメージから始まり、「消えそうなくらい輝いてて、触れようと手を伸ばしてみた」というフレーズにあるように、憧れや夢に手を伸ばす切なさが描かれています。実在しない星に名前を付ける描写は、現実には届かない理想や大切な存在を象徴しているのではないでしょうか。「プラネタリウム」は、夢や憧れに手を伸ばす切なさと、届かないものへの想いを描いた楽曲です。BUMP OF CHICKENの持つ叙情性と宇宙的なスケール感が融合した作品です。
プラネタリウム
歌:BUMP OF CHICKEN/詞:藤原基央/曲:藤原基央
四畳半を拡げたくて 閃いてからは速かった
次の日には出来上がった 手作りプラネタリウム
科学の本に書いてあった 作り方の他にアレンジ
実在しない穴を開けて 恥ずかしい名前付けた
消えそうなくらい輝いてて 触れようと手を伸ばしてみた
一番眩しいあの星の名前は 僕しか知らない
天井も壁も無くなって 代わりに宇宙を敷き詰めて
窓は一度も開けないままで 全てを手に入れた
四畳半の片隅には ここにしか無い星がある
傷付かず 傷付けないままで 君をついに閉じ込めた
近付いた分遠ざけてて 触れる事は諦めてた
背伸びしたら 驚く程容易く触れてしまっ た
やめとけば良かった 当たり前だけど
本当に届いてしまった
この星は君じゃない 僕の夢
本当に 届く訳無い光
でも 消えてくれない光
四畳半の窓を開けて 見上げれば現実が巡る
実在しない星を探す 心がプラネタリウム
消えそうなくらい輝いてて 消えてくれなくて
泣きそうなくらい近付いてて 届かなくて
見えなくても輝いてて 触れようと君の名前を呼ぶ
一番眩しいあの星の涙は 僕しか知らない
消えそうなくらい輝いてて 触れようと手を伸ばしてみた
一番眩しいあの星の名前は 僕しか知らない
いつだって見付けるよ君の場所は 僕しか知らない
僕しか見えない