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野口五郎「青いリンゴ」について
「青いリンゴ」は、野口五郎が1971年8月10日にリリースした2枚目のシングルです。彼が演歌路線からアイドル路線へと転向するきっかけとなった重要な楽曲です。
この曲では、若さや未熟さ、初恋のときめきと不安が「青いリンゴ」という象徴的な言葉で表現されています。歌詞には、言葉にできないもどかしさや純粋な感情が繊細に描かれていて、当時の若者たちの心に強く響きました。「青いリンゴ」はオリコン週間チャートで14位を記録し、20万枚近いセールスを達成するヒットとなりました。
青いリンゴ
歌:野口五郎 詞:橋本淳 曲:筒美京平
心 こころを しばりあい
二人 ふたりで 傷ついた
あれは あれは 恋のおわり
涙の初恋か
青いリンゴを 抱きしめても
思い出さえ 帰らない
涙 なみだの 海にいま
ぼくは 深く沈もう
濡れた ぬれた まつげの君
踊る 夢の中で 踊る
甘い あまい くちづけさえ
二人は知らないで
青いリンゴを 抱きしめても
思い出さえ 帰らない
星も ほしも 見えない 今
君はどこに 眠るの
青いリンゴを 抱きしめても
思い出さえ 帰らない
涙 なみだの 海にいま
ぼくは 深く沈もう