MENU
渚ゆう子「京都の恋」について
「京都の恋」は1970年に渚ゆう子がリリースしたヒット曲です。ザ・ベンチャーズが作曲した「Kyoto Doll」に日本語詞をつけた作品で、昭和歌謡の代表的な“京都ソング”として有名です。
この曲は、京都の街並みと失恋の情景を重ね合わせた叙情的な世界観が特徴で、オリコンチャートで1位を獲得し、彼女の代表曲となりました。「京都慕情」「女ひとり」などと並び、昭和歌謡における“京都を舞台にした恋の歌”の定番として親しまれています。
「京都の恋」は、ベンチャーズの洋楽インストゥルメンタルを日本語詞で蘇らせ、渚ゆう子の歌声によって昭和歌謡のヒット曲となった作品です。京都という土地の情緒と失恋の切なさを重ね合わせた歌詞は、今も多くの人の心に残っています。
京都の恋
歌:渚ゆう子/詞:林春生/曲:サ・ベンチャーズ
風の噂を信じて 今日からは
あなたと別れ 傷ついて
旅に出かけて 来たの
わたしの心に 鐘が鳴る
白い京都に 雨が降る
後姿の あの人は
今は帰らぬ遠い人
涙みせたくないの 今日からは
一度離れた 恋なんか
二度とはしたくない
このまま死んでしまいたい
白い京都につつまれて
恋によごれた女は 明日から
白い京都の 片隅に
想い出をすてるの
想い出をすてるの