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内藤やす子「弟よ」について
「弟よ」(内藤やす子)は、1975年11月1日に発売された内藤やす子のデビュー・シングルで、作詞:橋本淳、作曲:川口真、編曲:あかのたちお。オリコン最高8位、約65万枚の売上、第5回FNS歌謡祭・最優秀新人賞受賞などの実績を残しました。
「都会で暮らす姉」「故郷を離れた弟」「家族の絆」「若者の非行」「都会の孤独」がモチーフで、「姉の独白」「弟への呼びかけ」「過去の記憶」が交互に現れる三層構造となっています。1975年の日本社会では、地方から都市へ出る若者が増え、家族の絆が希薄化する時代背景があり、この曲はその“時代の痛み”を描いています。
弟よ
歌:内藤やす子/詞:橋本淳/曲:川口真
独り暮らしの アパートで
薄い毛布に くるまって
ふと想い出す 故郷(ふるさと)の
一つ違いの 弟を
暗い 暗い眼をしてすねていた
弟よ 弟よ
悪くなるのは もうやめて
あなたを捨てた わけじゃない
かれこれ二年ね あの日から
夢がないから 恋をして
今じゃ男の 心さえ
読めるおんなに なりました
遠く 遠く離れて暮らすほど
弟よ 弟よ
ささいな事が 気にかかる
あなたを捨てた わけじゃない
暗い 暗い眼をしてすねていた
弟よ 弟よ
悪くなるのは もうやめて
あなたを捨てた わけじゃない