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中山ラビ「こえられない」について
「こえられない」(中山ラビ)は、1974年7月発売の2ndアルバム『ラビ ひらひら』に収録されている楽曲です。作詞・作曲・歌唱は 中山ラビ自身で、1970年代フォーク特有の“生活の中の痛み・ためらい・越えられない境界”を、ラビらしい素朴で鋭い語り口で描いた作品です。
「こえられない」という語は、“踏み越えたいのに越えられない心の線”を象徴しており、1970年代フォークの“内向きの情緒”と強く結びついています。
こえられない
歌:中山ラビ/詞:中山ラビ/曲:中山ラビ
こえられない この愛の苦しみ
いつも 誰かを好きになり
泥まみれの追跡
体全部が うずく戦慄
もうやめだと 思っても
こえられない こんな私がいる
こえられない この血の騒ぎ
いつも 何かにつまづき
くりかえす無謀
体全部が しびれゆれる
もうやめだと 思っても
こえられない こんな私がいる
こえられない
こえられない こんな こんな私がいる
こえられない この狂い咲く花
いつもどこかに 運ばれ
水を求める乾き
体全部が さけぶ今
もうやめだと 思っても
こえられない こんな私がいる