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中山ラビ「何年ぶりかで」について
「何年ぶりかで」(中山ラビ)は、1978年10月発売のアルバム『はだ絵』に収録されています。このアルバムは、78年当時のラビの“生々しい心情”が強く出たアルバムと評されていて、その冒頭を飾るのがこの「何年ぶりかで」です。タイトルどおり、久しぶりの再会や、時の経過を意識させる内容で、中山ラビらしい少しざらついたボーカルとともに、過去と現在が交差するような感覚を描いた一曲です。
何年ぶりかで
歌:中山ラビ/詞:中山ラビ/曲:中山ラビ
何年ぶりかで ふと 呼びとめられた
折り目正しい人は 時計を気にしながらも
つれづれの話をした にこやかに
言ってしまえば楽になれると いいたげに
煙草をすすめ 火をつける手首には
ほそい傷あとがあった みる目のうれいは海のようで
私を旅にさそい出す いつのまにか
まだ終わりきらない 愛の嵐の中へ
なぞのままで 昔の人は
手をふって人ごみに ひっそりとすべりこみ
生きにくい時代の船をうかべる
もう 泳ぐには寒い季節だと思った
もし明日もあなたがいて
いそがしい朝になり すれちがいの肩がふれ
同じ目をしてると わかればいい
きてしまえば 好きといえるんだから