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    中森明菜「難破船」について

    「難破船」(中森明菜)は、1987年9月30日発売のシングルで、作詞・作曲:加藤登紀子/編曲:若草恵。オリコン1位、年間6位、30万枚超のヒットとなり、第29回日本レコード大賞 金賞/特別大衆賞、第18回日本歌謡大賞 最優秀放送音楽賞、第38回NHK紅白歌合戦で歌唱などの実績を残しました。原曲は加藤登紀子の作品で、加藤が「明菜に歌ってほしい」と望んでカバーした楽曲となります。
    この曲は、終わってしまった恋を「難破した船」にたとえた、とてもドラマチックな失恋バラードで、表向きは「たかが恋」と強がりながらも、本当は相手から離れられない弱さと執着が描かれ、中森明菜の張りつめたボーカルと相まって、感情の振り幅が非常に大きい曲になっています。


    難破船
    歌:中森明菜/詞:加藤登紀子/曲:加藤登紀子

    たかが恋なんて 忘れればいい
    泣きたいだけ 泣いたら
    目の前に 違う愛が
    見えてくるかもしれないと

    そんな強がりを 言ってみせるのは
    あなたを 忘れるため
    淋しすぎて こわれそうなの
    私は 愛の難波船

    折れた翼 広げたまま
    あなたの上に 落ちて行きたい
    海の底へ 沈んだなら
    泣きたいだけ 抱いてほしい

    ほかの誰かを 愛したのなら
    追いかけては 行けない
    みじめな恋 つづけるより
    別れの苦しさえらぶわ

    そんなひとことで ふりむきもせず
    別れたあの朝には
    この淋しさ 知りもしない
    私は 愛の難波船

    おろかだよと 笑われても
    あなたを追いかけ 抱きしめたい
    つむじ風に 身をまかせて
    あなたを海に沈めたい

    あなたに逢えない この街を
    今夜ひとり歩いてた
    誰もかれも 知らんぷりで
    無口なまま 通りすぎる

    たかが恋人を なくしただけで
    何もかもが消えたわ
    ひとりぼっち 誰もいない
    私は 愛の難波船






    Fender - Gibson - Martin - Paul Reed Smith - Gretsch - YAMAHA - ESP
    Chord Diagram