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中島みゆき「親愛なる者へ」について
「親愛なる者へ」(中島みゆき)は、1992年7月29日発売のシングル『浅い眠り』のB面曲で、“人生の崖っぷちに立ちながら、それでも生きていく者への呼びかけ” を描いた、“生存の歌”です。
この曲は、1979年3月21日にアルバム『親愛なる者へ』に収録され、後にシングル『浅い眠り』のB面曲としてリメイク、リリースされました。
親愛なる者へ
歌:中島みゆき/詞:中島みゆき/曲:中島みゆき
風は北向き
心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪
だけど死ぬまで春の服を着るよ
そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね
みんなそうさ
走りつづけていなけりゃ倒れちまう
自転車みたいなこの命転がして
息はきれぎれそれでも走れ
走りやめたらガラクタと呼ぶだけだ この世では
冷えた身体を暖めてくれ
すがり寄る町に住む人とてなく
扉をあけて出てくる人は
誰も今しも旅に出る支度 意気も高く
生きてゆけよと扉の外で
手を振りながら呼んでる声が聞こえる
死んでしまえとののしっておくれ
窓の中笑いだす声を聞かすくらいなら
ねぇ、おまえだけは
生きる手だてはあざないものと
肩をそらして風を受けながら
いま崩れゆく崖の上に立ち
流し目を使う 昔惚れてくれた奴に なさけないね
風は北向き
心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪
だけどだけどだけど
死んでも春の服を着るよ
そうさ あぁ 寒いとみんな逃げてしまうものね