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中島みゆき「波の上」について
「波の上」(中島みゆき)は、1983年10月21日発売のシングル『あの娘』のカップリング曲で、失恋の痛みを抱えながら、酒にすがって一夜をやり過ごそうとする人間の孤独を描いています。歌詞に登場する「Tangueray」は、ジンの銘柄で、主人公のそばにいるのは、優しい恋人でも、慰めてくれる友人でもなく、酒なのです。酒は、悲しみを完全に消してくれるわけではありませんが、誰にも弱さを見せられない夜に、黙って付き合ってくれる存在にはなります。
波の上
歌:中島みゆき/詞:中島みゆき/曲:中島みゆき
何から何まで 昨日を 忘れてみても
胸の中に残る おまえの熱い声
昨日の酒を 今日の酒で 流してみても
砂漠の雨のように おまえに乾いてる
遠いエデン行きの貨物 船が出る
帰りそこねたカモメが堕ちる
手も届かない 波の上
懲りもせずに 明日になれば 誰かに惚れて
昨日をくぐり抜けた 顔つきになれるだろう
でも今夜は 少し今夜は イカレたハート
傍にいてくれるのは 優しすぎる Tanqueray
遠いエデン行きの貨物船が出る
帰りそこねたカモメが堕ちる
手も届かない 波の上
遠いエデン行きの貨物 船が出る
帰りそこねたカモメが堕ちる
手も届かない 波の上