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中島みゆき「空港日誌」について
「空港日誌」(中島みゆき)は、1988年10月21日リリースのシングル『涙 -Made in tears-』のB面曲で、薬師丸ひろ子への提供曲として書かれた作品です。
この曲は、広島空港を舞台にした出発前後の情景が印象的に綴られており、空港の空気感やアナウンス、風景を淡々とスケッチしながら、静かに別れと喪失感を受け止めていきます。
《主人公(女性)は、男性を広島空港に呼び出している》《男性は「博多にいた」と嘘をついていた》《しかし男性は来ない》《主人公はそれを分かっていながら、なお待ち続けている》という物語です。
空港日誌
歌:中島みゆき/詞:中島みゆき/曲:中島みゆき
あなたの心が疲れていた頃へ
もう一度呼び出す 広島空港
風が強くて YSは降りない
気の毒顔で ゲートが閉まる
「今夜の 乗客は9人 乳飲み児が1人
女性が2人 あとは常連客
尋ねられた 名前はありません」
あの日にあなたが 博多にいたという
愛のアリバイを 壊してあげたい
写真ひとつで 幸せはたじろぐ
安い女と 嘲笑(わら)うがいいわ
もう一度 むくわれぬ季節が あなたに来れば
迷いに抱かれて 戻って来るかと
今日も風は 飛行機を追い返す
ドアから吹きこむ 12月の風が
グランドスチュワーデス スカーフを揺らす
ふっと秘密を 話したくなるから
冷たい声で 事実を告げて
「今夜の 乗客は9人 乳飲み児が1人
女性が2人 あとは常連客
尋ねられた 名前はありません」
羽田へと向かう道にさえ乗っていない
そんなこと百もわかりきってるけど、でも