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中島みゆき「ほうせんか」について
中島みゆきの「ほうせんか」は、1978年にリリースされたシングル「おもいで河」のB面に収録された楽曲で、彼女の深い感情表現と詩的な世界観が際立つ一曲です。タイトルの「ほうせんか(鳳仙花)」は、触れると弾ける繊細な花であり、歌詞の中では心の痛みや壊れやすさの象徴として使われています。
この曲は、ただの失恋ソングではなく、人生の中で誰もが経験する「触れられたくない痛み」をそっと描いた作品です。聴くたびに、心の奥にある感情がそっと揺さぶられるような、そんな余韻を残してくれます。
ほうせんか
歌:中島みゆき 詞:中島みゆき 曲:中島みゆき
悲しいですね 人は誰にも
明日流す涙が 見えません
別れる人と わかっていれば
はじめから 寄りつきもしないのに
後姿のあの人に 優しすぎたわと ぽつり
ほうせんか 私の心
砕けて 砕けて 紅くなれ
ほうせんか 空まであがれ
あの人に しがみつけ
悲しいですね 人はこんなに
ひとりで残されても 生きてます
悲しいですね お酒に酔って
名前呼び違えては 叱られて
後 姿のあの人に 幸せになれなんて 祈れない
いつか さすらいに耐えかねて 私をたずねて来てよ
ほうせんか 私の心
砕けて 砕けて 紅くなれ
ほうせんか 空まであがれ
あの人に しがみつけ
ほうせんか 私の心
砕けて 砕けて 紅くなれ
ほうせんか 空まであがれ
あの人に しがみつけ
あの人に しがみつけ
あの人に しがみつけ