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長渕剛「結晶」について
「結晶」は1993年リリースのアルバム『Captain of the Ship』に収録されています。
この曲は、単なるラブソングではなく、人間存在の根源に迫るような深い問いかけを含んでいます。長渕剛の音楽の中でも、特に精神性が高い作品のひとつです。
結晶
歌:長渕剛/詞:長渕剛/曲:長渕剛
抱きあえば 抱きあうほど 涙が出るのは
決して 悲しいからじゃないよね
私を抱いてる その向こう側で
あなたは何かを探しているんでしょう
遠くへ行かないで お願いだから
私はここに いるのよ
あなたがみつめてる 私だけをみて
どこか知らない場所へ 連れてって
たのむから そんなに 苦しまないでくれ
一途な願いのまま 時をかけ抜けてゆけ
お前は お前を 失いながら
俺の中で 迷わず溶けてゆけ
お前の吐息が 寄せては返すたび
俺の鼓動に 重なってゆくだろう
きっと生まれる前に 俺たちどこかで
出会っていたのかも しれないね
そのかすかな記憶を たぐり寄せるために
あなたは私を愛しているの?
そうさ もしもこの俺が 死んでしまったとしても
お前の魂の中で 俺は生きるから
たのむから これ以上 悲しまないでくれ
朝がくるその前に 二人で行こう
雪降る 限りなく 白い場所へ
お前と二人で行こう
雪降る 限りなく 白い場所へ
お前と二人で行こう