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長渕剛「英二」について
「英二」(長渕剛)は、1997年9月3日リリースのアルバム『ふざけんじゃねぇ』に収録されている、英二という男の“生き方の哲学”を歌った作品です。英二の「不器用さ」「孤独」「まっすぐさ」「ぶつかりながら生きる姿」を描いており、長渕が「英二は自分の分身である」と語るように、この曲は長渕自身の人生観の投影でもあります。
映画『英二』(1999)はこの曲より2年後の作品ですが、曲「英二」は映画のために作られたわけではなく、英二という人物の精神世界を先に音楽化したものです。
英二
歌:長渕剛/詞:長渕剛/曲:長渕剛
くそまみれの 公衆便所
鼻をつんざく アンモニア
ジッパーおろし たれ流しゃ
真っ赤な血のしょんべん
こびりついた 不良少年(ジャリ)の落書き
ひきちぎられた エロ雑誌
丸めこまれた 黄ばんだちり紙
そろそろ 腹わた煮えくり返る
叩き割った鏡に うすら寒い俺の面(つら)
ぐらんぐらんの糸きり歯
引っこ抜こうか どうしようか
外はどしゃぶり
英二 こみあげるぜ
英二 飲めねえ酒を飲み
英二 抱けない女抱き
英二 残るあと味 噛んでみた
天気予報は あてにならねえ
傘もねえ 希望もねえ
真っすぐだった あの道も
あの時も あの日々も
泥にまみれ ふたをしやがる
ひん曲がる 優しさたちよ
昔なじみの ゴロツキも
今じゃ 偉くなったもんよ
しのぎを削りたおれ もう一度這い上がってやれ!
ふぬけなこの街「花の東京」
空っぽの街 笑い散らかせ
花火よ 上がれ!
英二 むなしすぎるぜ
英二 お前に逢いたい
英二 肩で風切り
英二 この街を歩こう
英二 くわえタバコに
英二 俺がマッチで火をつけよう
英二 花火を上げたら
英二 二人 あの町へ行こう
英二 二人 あの町へ行こう