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長渕剛「午前0時の向こう側」について
「午前0時の向こう側」(長渕剛)は、1983年6月21日リリースのアルバム『HEAVY GAUGE』に収録された、失恋直後の男が深夜の街をさまよいながら、自責・孤独・未練・願望をむき出しにする“生々しい失恋歌”です。
この曲は、失恋直後の深夜0時の街を歩く男の“心の実況中継”で、情景描写と心理描写の密度が極めて高い作品です。
午前0時の向こう側
歌:長渕剛/詞:長渕剛/曲:長渕剛
地下鉄の階段を 一人で歩いている
深夜喫茶の疲れを 吐き出している
身も知らぬチンピラに なぐられた頬と
昨日の君のさよならが みょうに痛い
どうしようもない やるせなさと
自分自身への愚かさだけが
カラカラ 笑ってる
さよならなんて したくないんだ
冷たいアスファルトに ひびく靴音
誰かこの僕を ひろってくれないか
何時間もこうして 秋風にさされながら
それでも君の愛を 欲しがっている
どうしようもない 淋しさと
君自身への想いやりのなさが
カラカラ 笑ってる
さよならなんて したくないんだ
暗闇の中で横たわる ゆがんだほほえみと
酔いつぶれた酒臭い 俺の影
明日からのやさしさを 失くしたおいぼれた犬
行くあてなく 星くずを数えている
どうしようもない けだるさと
すきっ腹にささった 君の涙が
カラカラ 笑ってる
さよならなんて したくないんだ
他愛ない うそをつく 子供になりたい
君の唇からもれる 唄になりたい
君の髪をなでる風に なりたい
今日の夜明けは みたくない
どうしようもない はがゆさと
やがておとずれる白い朝が
カラカラ 笑ってる
さよならなんて したくないんだ
どうしようもない はがゆさと
やがておとずれる白い朝が
カラカラ 笑ってる
さよならなんて したくないんだ