「標準Ver.」はこちら

       
    MENU

    長渕剛「もう一人の俺」について

    「もう一人の俺」(長渕剛)は、1980年9月5日リリースのアルバム『乾杯』に収録された、“自己分裂”の歌で、弱さ・卑怯さ・挫折・孤独を抱えた“もう一人の自分”と向き合う、極めて内省的な作品です。初期フォーク期の長渕が、社会の片隅で生きる男のリアルな心情を描いた暗色系ナンバーです。
    この曲の興味深いところは、タイトルの「もう一人の俺」です。これは単純に「自分とは別の人間」という意味ではなく、自分の中にいる、「弱い自分」「過去を引きずる自分」「本当の気持ちから逃げている自分」を指していると考えられます。


    もう一人の俺
    歌:長渕剛/詞:長渕剛/曲:長渕剛

    同じ顔した奴らで 賑わうこの街のふきだまり
    疲れた男がひとり 名もないCoffee terraceで
    何を想うか 何を見たか 死んじまった あいつの事
    重なり合った 過去の愛 路上に吐いた 血へどの日々

    いつからだろう もう一人の 俺が寒いこの部屋に
    釘を刺し ため息ばかりを ぶらさげてたのは

    Black Coffeeもう一杯 だから Black Coffeeもう一杯
    わけもなく ただ吐く息の白さに 目をくばりながら

    Black Coffeeもう一杯 だから Black Coffeeもう一杯
    苦い愛に背を向けた 俺らひきょう者

    電信柱の広告に すがりついたその昔
    幸せばかり羨みながら 這いずり回り 逆戻り
    挫折は俺の勲章なんだと ほざきながら 生きていた
    毒気いっぱい かじりながら すっぱい雨に打たれていた

    いつからだろう もう一人の 俺が寒いこの部屋に
    釘を刺し ため息ばかりを ぶらさげてたのは

    Black Coffeeもう一杯 だから Black Coffeeもう一杯
    わけもなく ただ吐く息の白さに 目をくばりながら

    Black Coffeeもう一杯 だから Black Coffeeもう一杯
    苦い愛に背を向けた 俺らひきょう者

    Black Coffeeもう一杯 だから Black Coffeeもう一杯
    わけもなく ただ吐く息の白さに 目をくばりながら…






    Fender - Gibson - Martin - Paul Reed Smith - Gretsch - YAMAHA - ESP
    Chord Diagram