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長渕剛「ジャック・エンジェル」について
「ジャック・エンジェル」(長渕剛)は、1979年3月5日リリースのシングル『俺らの家まで』のB面曲で、“アメリカの風をまとった流れ者=ジャック・エンジェル”という架空の人物を描いた、初期長渕の中でも“異国情緒”と“フォークロマン”が強い作品です。
歌の中に登場する「ジャック・エンジェル」は、普通の日本人男性とは少し違います。帽子を斜めにかぶり、ポケットに手を入れて歩き、ブルックリン訛りのような言葉を使い、風と一緒に旅をします。さらに「カウボーイ」や「バーボン」「アメリカの風」といった言葉が登場する事で、曲の中にアメリカのフォーク/カントリー的な世界が広がっています。
ジャック・エンジェル
歌:長渕剛/詞:長渕剛/曲:長渕剛
ちょいと帽子を よこちょにかぶり
ポケットに手をつっこみ 背中丸めて
歩く姿は まるでどこかの
フォークシンガーみたいな気がするけれど
笑みをうかべ 話すときにゃ
ブルックリンなまりの いかしたセリフ
季節の中に 悲しみ置き去りにして
風と旅する ランブリン・ジャック
こんな雨降る 暗い空に
君はバッグに アメリカの風をつめて
やってくる 僕の家まで
やってくる 僕の家まで
やってくる 僕の好きな ジャック・エンジェル
ほら聞こえてきたよ 君の唄が
鼻唄まじりの いかしたメロディー
きまって僕は バーボングラスにそそぎ
君の声をまねて 酔いしれてみる
この部屋に君がついたら 今夜こそ出かけよう
肩を並べて 君の故郷(くに)へ
そして口ずさもう いつもカウボーイソング
そうさ 君は最後のブルックリンカウボーイ
灰色の雨降る ここ東京でも
君の唄は 心に届くよ
やってくる 僕の家まで
やってくる やさしさつれて
やってくる 僕の好きな ジャック・エンジェル