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長渕剛「待ち合わせの交差点」について
「待ち合わせの交差点」(長渕剛)は、1979年3月5日リリースのデビューアルバム『風は南から』に収録された、“初期フォーク期の都会的ラブソング”で、恋愛を“交差点”という象徴的な場所に凝縮した、初期長渕の情景描写と心理描写が美しく噛み合う楽曲です。
歌詞は、女性が鏡の前で身支度を整え、天神あたりの交差点へ待ち合わせに向かう場面を描いています。化粧や服選び、香水、約束の時間を気にする様子まで細かく出てきて、恋の前のそわそわした気分が伝わります。一方で、ただの恋の歌ではなく、語り手はその女性を少し離れた場所から見つめています。終盤には、「うまくやれよ」と見送りたくなるような視線がにじみ、やさしさと少しの切なさが重なります。
待ち合わせの交差点
歌:長渕剛/詞:長渕剛/曲:長渕剛
君は まず 下地クリームをぬり
次に ファンデーション
おしろい パタパタ そして赤いほお紅
用心深く マスカラ
いそいそ きょうは おでかけですか?
メモアールっていう香水 耳たぶにちらりほらり
天神あたりの交差点で 待ち合わせですか?
君は 鏡の前で 気取ってポーズ
ファンシーケースから よりどりみどり
きょうはワンピース? それとも パンタロンで
行こうかしら なんてね
私のプロポーション 80 60 85
ねえ 彼って上から下まで いつも見るのよ
天神あたりの交差点で 待ち合わせですか?
真っすぐにのびた 素直な きれいな髪
ブラッシングを ていねいに
どう これで いいかしら? なんて
君は ぐるりと 背を向ける
時計を気にしながら バス停へ向かう
約束の時間は もう 5分過ぎ
天神あたりの交差点で 待ち合わせですか?
そんな いじらしい 君を見てると
うまくやれよと 声かけたくなる
空は 青く晴れわたり
恋する気分は のぼり調子
ラララ...
ラララ...