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長渕剛「傷まみれの青春」について
「傷まみれの青春」(長渕剛)は、1996年1月1日リリースのアルバム『家族』に収録(1996年4月30日にシングルカット)されている、“日常のままならなさ”と“あんちきしょう精神”を、アコースティック主体のフォークロックで描いた楽曲です。
タイトルに「青春」とありますが、爽やかな青春ソングではなく、むしろ「青春なんて、傷だらけだ」という歌です。歌の冒頭から、主人公は奥歯の痛みに苦しみ、酒で痛みをごまかそうとしたり、薬局へ走ったり、鏡に映った自分の顔を気にしたりするなど、ものすごく生活感があります。そして、身体の痛みと、心の痛みが重なっていくというストーリーを持つ作品です。
傷まみれの青春
歌:長渕剛/詞:長渕剛/曲:長渕剛
三日前から右の 奥歯が痛い
ガリガリ疼くから 酒でチラした
痛み止めがないから 薬局に走る
腫れぼったい唇で また八つ当たり してる
泣けて 泣けて 泣けるんだよ
どうしようもないから
呼べど 叫べど 答えなし
「あんちきしょう」
傷まみれの青春
不精ヒゲと髪が やけに気になる
鏡に映る俺の顔 シャレにならない
壊れかけた橋を渡り 川伝いに走れば
散髪屋の親父が 人生を語る
泣けて 泣けて 泣けるんだよ
どうしようもないから
研いだカミソリ ひっかかる
「あんちきしょう」
傷まみれの青春
季節はずれの積乱雲 空にポッカリ浮かぶ
時代遅れの俺 ボーリング場へ行く
たわいない嘘をつく 可愛い少年(おとこ)と
卑劣な愛を欲しがる 純情 な少女(おんな)
泣けて 泣けて 泣けるんだよ
どうしようもないから
誤解 偏見 独断の
「あんちきしょう」
傷まみれの青春