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長渕剛「泣くな、泣くな、そんな事で」について
「泣くな、泣くな、そんな事で」は、長渕剛が1993年に発表したアルバム『Captain of the Ship』に収録された楽曲で、人生の苦しみや挫折に直面したときに、それでも前を向いて生きていこうとする人間の姿を描いています。
苦しみの中でも人間らしく生きようとする姿勢を力強く描いた、長渕剛らしい楽曲です。
泣くな、泣くな、そんな事で
歌:長渕剛/詞:長渕剛/曲:長渕剛
うらやむほどの男に「俺」なりたくて
みっともねえ真似をずいぶんしてきたさ
だけど良いも悪いも全部自分だから
せめて人の心を決して裏切らぬようにと
筋の通らぬせち辛いこの世の中で
あいつとうまくやっていきたいだけだった
信じる心はバナナのたたき売りみたいに
しおれた花に足をふんづけやがる
泣くな 泣くな たかだかそんな事で
泣くな 泣くな たかだかそんな事で
叩かれ だまされ おまけに追いつめられ
生きる事が嫌になる時くらい 俺にもある
だらしのねえひ弱な俺の胸を突き刺せば
力のなさと言いわけが背中でせせら笑う
わかっちゃいるけどやめられねえ事もあった
だけど生爪(なまづめ)はぎ取るほどの痛みでもねえ
わかってたまるか大粒の涙をちぎり捨て
眠れぬ夜にただひとり酒をかじる
かみしめる口唇からなおさら血がにじむ
だけど容赦なく明日は俺の頭上にやってくる
泣くな 泣くな たかだかそんな事で
泣くな 泣くな たかだかそんな事で
叩かれ だまされ おまけに追いつめられ
生きる事が嫌になる時くらい 俺にもある
泣くな 泣くな たかだかそんな事で
泣くな 泣くな たかだかそんな事で...
叩かれ だまされ おまけに追いつめられ
生きる事が嫌になる時くらい 俺にもある