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長渕剛「お家へかえろう」について
「お家へかえろう」(長渕剛)は、1990年8月25日リリースのアルバム『JEEP』に収録された反骨ソングであり、長渕が社会への怒り・孤独・無力感を赤裸々に描きつつ、最後に“帰る場所”への切望を示す、非常に人間味の強い作品です。
長渕は常に「社会への怒り」「無力感」「それでも生きる人間への共感」を作品に込めてきました。この曲は、その中でも特に“怒りと弱さの両方を抱えた人間の歌”として際立っています。
お家へかえろう
歌:長渕剛/詞:長渕剛/曲:長渕剛
ささくれだった うす汚ねえ古畳の上
割腹自殺する 夢をみた
昼間っからごろごろ ごろつき回り
セブンイレブンで 臭い女をはじく
東の空では若者が 自由と戦っているのに
原宿ホコ天通りじゃ 自由をもて遊んでる
『これが若者ですか?』と日の丸をすかしてみりゃ
しらけたニッポンがアメリカに溶けてゆく
一獲千金かっさらおうと 東京めざし
甘くねえやと故郷へ とんぼ返り
しょうがねえべと畑耕し ここが一番さと
開き直ればケツの穴がなぜかむずがゆい
青山通りと表参道の交差点のビルから
ミックジャガーが ぶらぶら ぶら下がってる
すけべったらしい いかした あの口許から
35億円の唾液をたれ流している
ああ 明日の朝 ああ 国会議事堂へ行こう
ああ しょんべんひっかけて ああ 口笛吹いてお家へ帰ろう
敗戦直後に生まれた40代は
つまらねえ日本的資本主義をつくっちまった
履き違えた自由を売り物に
ヒッピー ハッピーよろしくさすらいの風が吹く
ところでセブンイレブンにはいつもの顔ぶれで
冷凍物のコロッケしかできねえ ボディコンと
そいつのあそこにひざまずき なめまくる包茎どもが
深夜TVのド真ん中に どっぷり漬かってる
ああ 明日の朝 ああ 国会議事堂へ行こう
ああ しょんべんひっかけて ああ 口笛吹いてお家へ帰ろう
ああ 明日の朝 ああ 国会議事堂へ行こう
ああ しょんべんひっかけて ああ 口笛吹いてお家へ帰ろう