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    長渕剛「逆流」について

    長渕剛の「逆流」は、1979年にリリースされたセカンドアルバム『逆流』のタイトル曲です。
    この曲は、吉田拓郎の「アイランドコンサート in 篠島」での出来事がきっかけで生まれました。無名だった彼がステージに立った際、観客から「帰れ!」というコールを浴びせられたことがあり、その悔しさと怒りを胸に、自分の信念を貫く決意を込めて作られたのがこの「逆流」です。「僕は僕を失う為に 生きてきたんじゃない」・・・時代の流れに逆らってでも、自分の道を突き進むという強い意志が感じられる曲です。


    逆流
    歌:長渕剛 詞:長渕剛 曲:長渕剛

    僕がここを出て行くわけは
    誰もが僕の居場所を知ってたから
    やさしさを敵にまわしてでも
    生きてる証しが欲しかった

    竹馬で歩く様に 今はまだぎこちないが
    先ずはここから足を踏み出し
    飾り言葉を投げ捨てて
    「若いくせに!」なんて言わせたくない

    奴がブーツのボタンをはずしていようと
    奴が他人(ひと)の生きざま馬鹿にしようとも
    一歩前のこの道を行かなければ
    だって僕は僕を失う為に
    生きてきたんじゃない

    ひび割れた悲しみに 縛られる前に
    コップ一杯の水を飲みほそう
    先ずは喉を うるおして
    目の前のいざこざをけちらすんだ

    たとえば誰かが さびれたナイフで
    僕に軽蔑を突きつけても
    腰を据えて 受けてやる
    げんこつひとつで 笑えるさ

    奴がブーツのボタンをはずしていようと
    奴が他人(ひと)の生きざま馬鹿にしようとも
    一歩前のこの道を行かなければ
    だって僕は僕を失う為に
    生きてきたんじゃない






    Chord Diagram