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長渕剛「二人歩記」について
「二人歩記(ふたりあるき)」は、長渕剛が1981年10月21日にリリースした8枚目のシングルです。アルバム『Bye Bye』からのシングルカットで、アコースティックギターを主体としたフォークバラードです。
この曲は、当時交際していた女性との関係を題材にしており、周囲の喧騒に翻弄されながらも新たな人生を歩もうとする決意が込められています。歌詞には引っ越しやマスコミへの怒りなど、実際の出来事が反映されているそうです。素朴なギターサウンドから始まり、途中でストリングスが加わることでドラマティックな展開を見せる構成になっています。オリコンチャートでは最高位55位、売上枚数は約2.3万枚でしたが、ファンの間では根強い人気を誇る楽曲です。
二人歩記
歌:長渕剛 詞:長渕剛 曲:長渕剛
住み慣れた部屋を 今日限りひきはらい
また次の場所へ 行こうと思うんだ
最後の荷物を 車に積み込んだ ら
いろんな想い出が ふと通りすぎた
ひとり暮らしの僕に 君はどんな時でも
花一輪のやさしさを 持ってきてくれた
だけど朝になれば 夢がさめるように
短いひとときが 淋しすぎた
きのうまでの わざわい事に
別れを告げ ドアを閉めて 階段を降りる
ああ 今度こそ しあわせになれますように
そんな願いで 車を走らせた
時のはざまの想い出は置いて行こう
いくつもの夢と いくつものいたわり合いが
この街をあとに 長い影をひいて行く
あなたとの暮らしが 始まるのはいつからなの?
涙するたびに そう問いかけてたね
いつわりのない君の そんな瞳を見た時
うす汚れた僕の 過去がうつっていた
だからもう君を 死ぬまで離しはしない
僕は君なんだし 君は僕なんだよ
きのうまでの わざわい事に
別れを告げ ドアを閉めて 階段を降りる
ああ 今度こそ しあわせになれますように
そんな願いで 車を走らせた
時のはざまの想い出は置いて行こう