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長渕剛「夏の恋人」について
「夏の恋人」は、長渕剛が1981年5月5日にリリースした7枚目のシングルです。作詞・作曲は長渕自身と藤岡孝章、山梨鐐平による共作です。
この曲は、夏の浜辺で出会った女性に声をかけられないもどかしさを描いた、ミディアムテンポの爽やかなサマー・ポップソングです。歌詞には「潮の香り」や「サーフボード」など、夏の海を感じさせる言葉がちりばめられています。オリコンチャートでは最高20位を記録し、売上枚数は約10.4万枚。オリジナルアルバムには収録されず、ベストアルバム『夏の恋人』で初めて収録されました。
夏の恋人
歌:長渕剛 詞:長渕剛・藤岡孝章・山梨鐐平 曲:長渕剛・藤岡孝章・山梨鐐平
長い黒髪を 風になびかせている
浜辺に君 小麦色
遠くから僕は 視線をなげかけてる
サーフボード 陰にかくれて
声かけようかなと 二、三歩前に出て
目と目があって また 君は知らんぷり
僕はタバコくわえ かっこつけてるけど
心の中は あの 真赤な太陽
君の足元で くずれる波にさえも
僕のジェラシー 潮の香り
教えておくれよ 君はどこからきたの?
置き忘れた この夏の恋人
言葉もかわさずに 実るはずもないけど
ぬれたビーチサンダル 想いをつのらせ
ときめくこの胸を うちあけられなくて
強がりの口笛 君にきこえるかい