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長渕剛「GOOD-BYE青春」について
「GOOD-BYE青春」は、1983年にリリースされた彼の代表的なシングルであり、ドラマ『家族ゲーム』の主題歌としても知られる曲です。青春の痛みや孤独、葛藤を繊細かつ力強く描いたこの楽曲は、長渕の音楽人生の中でも特に印象深い作品のひとつです。
この曲は、秋元康との共作であり、長渕のラジオ番組で放送作家を務めていた秋元との縁から生まれました。アコースティックギターを中心にした陰影のあるサウンドが、思春期の虚ろな感情やノスタルジーを巧みに表現しています。「ああ このまま 悲しみよ 雨になれ」この一節が象徴するように、青春の終わりを雨に重ねて描く詩的な表現が心に響きます。答えのない風に吹かれながら、立ち止まる若者の姿が浮かび上がるようです。
GOOD-BYE青春
歌:長渕剛 詞:秋元康 曲:長渕剛
GOOD-BYE青春 いい事なんか
なかった季節に 夢だけ置き去りに
白い手紙を破りすてれば
ヒラヒラこぼれて ジグソーパズルのようさ
GOOD-BYE青春 答えを探して
あてのない風にふかれて 立ち止まる
夜明け間近に ひざをかかえて
ざんげのウオッカじゃ なんだか酔えないみたい
誰のせいでもなくて 背中がとても寒くて
俺のぬけがらだけが宙に舞う LIE LIE LIE LIE
ああ このまま 悲しみよ 雨になれ
ああ このまま 悲しみよ 雨になれ
GOOD-BYE青春 いったいいくつも
の涙を流せば 君の胸にささる?
窓の向うに朝が届けば
東のあたりは ため息みたいに白い
GOOD-BYE青春 退屈なんて
おちこんだ時の言い訳だったんだね
熱い想いは ただの幻
こぼれた朝陽に 打ちくだかれた シルエット
誰のせいでもなくて 背中がとても寒くて
俺のぬけがらだけが宙に舞う LIE LIE LIE LIE
ああ このまま 悲しみよ 雨になれ
ああ このまま 悲しみよ 雨になれ