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    徳永英明「壊れかけのRadio」について

    徳永英明の「壊れかけのRadio」は、1990年にリリースされた彼の代表曲のひとつで、TBS系ドラマ『都会の森』の主題歌としても知られています。この楽曲は、彼自身が作詞・作曲を手がけた自伝的なバラードであり、少年時代のラジオとの思い出や、音楽への尽きせぬ想いが込められています。
    少年時代、ラジオから流れる音楽が心の支えだったという徳永の実体験がベースになっています。ラジオは「壊れかけ」であっても、まだ使いたくなるような愛着の象徴として描かれています
    オリコンチャートでは36.6万枚を売り上げ、徳永の代表作のひとつになり、NHK紅白歌合戦でも複数回歌唱され、長く愛される楽曲となりました。この曲は、単なる懐かしさだけでなく、音楽が人の心に与える力や、時代の空気を繊細に映し出す作品として、日本のポップス史に残る名曲と言えるのではないでしょうか。


    壊れかけのRadio
    歌:徳永英明 詞:徳永英明 曲:徳永英明

    何も聞こえない  何も聞かせてくれない
    僕の身体が昔より 大人になったからなのか
    ベッドに置いていた 初めて買った黒いラジオ
    いくつものメロディーが いくつもの時代を作った

    思春期に 少年から 大人に変わる
    道を探していた 汚れもないままに
    飾られた行きばのない 押し寄せる人波に
    本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio

    いつも聞こえてた いつも聞かせてくれてた
    窓ごしに空をみたら かすかな勇気が生まれた
    ラジオは知っていた 僕の心をノックした
    恋に破れそうな胸 やさしい風が手を振った

    華やいだ祭りの後 静まる街を背に
    星を眺めていた 汚れもないままに
    遠ざかる故郷の空 帰れない人波に
    本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio

    ギターを弾いていた  次のコードも判らずに
    迷子になりそうな夢 素敵な歌が導いた

    思春期に 少年から 大人に変わる
    道を探していた 汚れもないままに
    飾られた行きばのない 押し寄せる人波に
    本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio

    華やいだ祭りの後 静まる街を背に
    星を眺めていた 汚れもないままに
    遠ざかる故郷の空 帰れない人波に
    本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio

    遠ざかる溢れた夢 帰れない人波に
    本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio






    Chord Diagram