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テレサ・テン「つぐない」について
テレサ・テンの「つぐない」は、1984年にリリースされた彼女の代表曲のひとつです。切ない別れと深い愛情を描いたこの曲は、日本有線大賞などを受賞し、彼女の人気を決定づけました。
歌詞では、愛する人との別れを選んだ女性の心情が丁寧に描かれています。彼の幸せを願いながらも、自分の存在が彼を縛ってしまうことに気づき、静かに身を引く決意をします。その姿には、悲しみだけでなく、強さと優しさが感じられます。
「償い」という言葉には、ただの謝罪ではなく、愛するがゆえに離れるという深い意味が込められていて、聴く人の心に静かに染み渡るような余韻を残します。テレサ・テンの透明感ある歌声が、この複雑な感情を見事に表現していて、今でも多くの人々に愛され続けている曲です。
つぐない
歌:テレサ・テン 詞:荒木とよひさ 曲:三木たかし
窓に西陽が あたる部屋は
いつもあなたの 匂いがするわ
ひとり暮らせば 想い出すから
壁の傷も 残したまま おいてゆくわ
愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも 忘れないでね
やさしすぎたの あなた
子供みたいな あなた
あすは他人同志に なるけれど
心のこりは あなたのこと
少し煙草も ひかえめにして
過去にしばられ 暮らすことより
わたしよりも 可愛い人 探すことよ
愛をつぐなえば 重荷になるから
この町をはなれ 暮らしてみるわ
お酒のむのも ひとり
夢をみるのも ひとり
あすは他人同志に なるけれど
愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも 忘れないでね
やさしすぎたの あなた
子供みたいな あなた
あすは他人同志に なるけれど