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    寺尾聰「ルビーの指環」について

    寺尾聰の「ルビーの指環」は、1981年に大ヒットした日本の音楽史に残る名曲です。その洗練されたメロディと歌詞、そして都会的でダンディな寺尾聰のスタイルが、当時の音楽シーンに大きな影響を与えました。
    「ルビーの指環」は、リリース後、TBSの音楽番組『ザ・ベストテン』で12週連続1位という驚異的な記録を樹立しました。これは、番組史上最高の連続1位記録であり、この曲が社会現象となったことを示しています。
    また、この曲は寺尾聰の俳優としての人気とも相まって、それまでの「歌謡曲」とは一線を画した、洗練された「シティ・ポップ」としての評価を確立しました。多くのアーティストにカバーされており、時代を超えて愛される名曲として、今もなお多くの人々に聴き継がれています。


    ルビーの指環
    歌:寺尾聰 詞:松本隆 曲:寺尾聰

    くもり硝子の向うは風の街
    問わず語りの心が切ないね
    枯葉ひとつの重さもない命
    貴女を失ってから…

    背中を丸めながら
    指の リング抜き取ったね
    俺に返すつもりならば
    捨ててくれ

    そうね 誕生石ならルビーなの
    そんな言葉が頭に渦巻くよ
    あれは八月 目映い陽の中で
    誓った愛の幻

    孤独が好きな俺さ
    気にしないで行っていいよ
    気が変わらぬうちに早く
    消えてくれ

    くもり硝子の向うは風の街
    さめた紅茶が残ったテーブルで
    襟を合わせて日暮れの人波に
    まぎれる貴女を見てた

    そして二年の月日が流れ去り
    街でベージュのコートを見かけると
    指にルビーのリングを探すのさ
    貴女を失ってから

    そして二年の月日が流れ去り
    街でベージュのコートを見かけると
    指にルビーのリングを探すのさ
    貴女を失ってから






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