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チューリップ「夕陽を追いかけて」について
「夕陽を追いかけて」(チューリップ)は、1978年6月20日発売の14枚目のシングルで、財津和夫が、東京→福岡への飛行機で見た夕陽から着想した“故郷への想い”を歌っています。年齢を重ね、久しぶりに故郷を訪れたときの心境、両親への気持ちを静かに綴った作品です。
この曲の“夕陽”は、止められない時間や人生の流れの象徴で、「沈むのは分かっていても、それでも追いかけていく」という姿勢を描いています。
夕陽を追いかけて
歌:チューリップ/詞:財津和夫/曲:財津和夫
しばらくぶりの ふるさとは
大きな町に 姿を変えていた
体をゆすって 走ってた
路面電車は 今はもういない
悲しみこらえ たたずんで
好きだった人 ながく見送った
うしろ 姿に 似合ってた
あの海辺の道 今は車の道
でも海は まだ生きていた
いつも勇気を くれた海だった
空の 星は 昔のまま
指先に 触れるほど近くに
いつからだろう 父は小言の
たった一つも やめてしまっていた
いつからだろう 母がくちびるに
さす紅を やめてしまったのは
長生きしてねの 一言さえも
照れくさく言えず 明日は出て行く日
戻っちゃだめと 自分に言った
切り捨てたはずの ふるさとだから
都会に海が 見えないから
ひとは僕を 笑いものにする
都会の星は とても遠いから
ひとは僕を 夢見るばかと言う
いつだって 真剣に
僕は生きて きたはずだけど
でも いつも そこには
孤独だけが 残されていた
沈む夕陽は 止められないけど
それでも僕は 追いかけて行く
沈む夕陽を 追いかけて
死ぬまで僕は 追いかけて行く
追いかけて 追いかけて
死ぬまで僕は 追いかけて行く
追いかけて 追いかけて
死ぬまで僕は 追いかけて行く
追いかけて 追いかけて
死ぬまで僕は 追いかけて行く
追いかけて 追いかけて
死ぬまで僕は 追いかけて行く…