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チューリップ「たえちゃん」について
「たえちゃん」(チューリップ)は、1975年4月5日発売のアルバム『無限軌道』に収録された“問題作”で、放送コードに触れる歌詞をマスクした10分超の大作です。博多に伝わる春歌を下敷きに、恋に破れた少女の最期を描く、財津和夫の実験的かつ衝撃的な作品として有名ですす。
この曲は、恋に破れた少女「たえちゃん」が、絶望の末に命を絶つまでを淡々と描いており、中盤、明るいメロディに転調しながら、たえちゃんの最期が歌われます。ラストでは財津と思われるファルセットの絶叫が響き、不穏な空気のままフェードアウトします。なお、マスクされているのは、「個人名・学校名」「卑猥と受け取られる語句」部分です。
2000年の『TULIP Anthology 1〜Rare Tracks〜』では、無修正バージョン(歌詞掲載あり)が公式収録されました。
たえちゃん~無修正Ver.~
歌:チューリップ/詞:財津和夫/曲:財津和夫
ここは筑前 福岡の
フタバ女子高の 一年生
その名も「ナカムラ タエコ」だで
秀才優れし 乙女なり
一途の恋に 夢破れ
はかなくこの世を 去りました
そもそも相手の 男とは
福岡一の 色男
それには女が あったゆえ
あきらめきれずに 頼みしは
「私のお願い聞いてよね
夢も希望もない私
どうして生きてゆけましょう
生きてゆけないこの身なら
戸棚の中の猫いらず
少しこの手にこぼしてね
父さん 母さん さようなら
さよなら さよなら さようなら」
戸棚に入れし 猫いらず
飲んで3日は もてりしも
4日の朝に 息絶えて
はかなくこの世を 去りました
ああ たえちゃんよ たえちゃんよ
三途の川で 待っててね
三途の川で マルしましょ
マルマルしましょ マルしましょう
地球の真ん中 何がある
地球の真ん中 日本です
日本の真ん中 何がある
日本の真ん中 東京です
東京の真ん中 何がある
東京の真ん中 人がいる
人の真ん中 何がある
人の真ん中 ヘソがある
ヘソ下三寸 下りしは
涙知らずの サクラ貝