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チューリップ「もしも僕が」について
「もしも僕が」はチューリップが1975年に発表したアルバム『無限軌道』に収録された楽曲で、安部俊幸が作詞・作曲を手がけました。恋する気持ちを「もしも自分が詩人だったら」「音楽家だったら」「風になれたら」と仮定して語る、ロマンティックで切ないラブソングです。
シンプルでストレートな歌詞ですが、若さゆえの純粋な愛の表現が魅力です。財津和夫がメインボーカルを務める曲が多い中、この曲は安部俊幸の個性が強く出ている点が特徴です。
もしも僕が
歌:チューリップ/詞:安部俊幸/曲:安部俊幸
もしも僕が今 詩人になれるなら
素敵な言葉 使って
あなたの心に 優しく語りかけ
心の隙間にしのび込む
だけどそれは 叶わないこと 出来ることはただ
心の中で あなたの事を 好きとさけぶだけ
もしも僕が今 音楽家だったなら
愛のメロディー 作って
あなたのつめたい 心に歌いかけ
恋のとりこにしてしまう
だけど僕には 何もないから あなたの名前を
ノートに書いて そっとくちづけ するだけなのさ
愛する心は 傷つきやすく 臆病なものさ
せめてあなたに 愛を打ちあける 勇気が欲しいよ
もしも僕が今 風になれるなら
会いたくなれば いつでも
誰にも知られずに あなたの肩を抱き
どこまでだって歩くよ