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チューリップ「一本の傘」について
「一本の傘」は、1974年発売の「青春の影」のB面として発表され、“雨”“傘”“別れの交差点”という情景を軸に、静かな痛みと余韻を描いた作品です。
雨の日の別れを回想する形で進み、雨・傘・交差点・ホーム・ガード下など、都市の風景を使った“静かな失恋映画”の様です。
一本の傘
歌:チューリップ/詞:財津和夫/曲:財津和夫
あの日は雨が 降っていた
君と別れた 交差点
ひとつの傘に 入ったけれど
かわす言葉も なくなって
どうして後も 追わないで
後姿を 見送ったのか
あの日は町が 泣いていた
雨があまりに 細すぎて
人は黙って すれ違い
駅のホームへ 登って行く
電車はガードを ゆらしながら
頭の上を 通りすぎる
にぎりしめても 逃げるなら
恋よ思い出も つれてって
さよなら君の ぬくもりよ
さよなら僕の 熱い心
あの日は雨が 降っていた
霧のような 雨だった
傘を持つ手は ぬらしても
涙を隠すには 細すぎて