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    チューリップ「サボテンの花」について

    チューリップの「サボテンの花」は、1975年2月5日にリリースされた8枚目のシングルで、同年4月5日発売のアルバム『無限軌道』にも収録されています。
    この曲は、財津和夫が福岡の実家で母親が育てていたサボテンの花に感動したことがきっかけで生まれたそうです。
    歌詞は、若い二人の同棲生活の中で起きたすれ違いと別れを描いていて、彼女が残した手袋や洗濯物、そしてサボテンの花が、主人公の胸を締めつけるような切なさを伝えています。1993年にはドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌としてセルフカバー版が使われ、再び注目を集めました。


    サボテンの花
    歌:チューリップ 詞:財津和夫 曲:財津和夫

    ほんの小さな出来事に 愛は 傷ついて
    君は部屋をとびだした 真冬の空の下に

    編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物
    シャボンの泡がゆれていた 君の香りがゆれてた

    たえまなくふりそそぐこの雪のように
    君を愛せばよかった
    窓にふりそそぐこの雪のように
    二人の愛は流れた

    思い出つまったこの部屋を 僕もでてゆこう
    ドアに鍵をおろした時 なぜか涙がこぼれた

    君が育てたサボテンは 小さな花をつくった
    春はもうすぐそこまで 恋は今終わった

    この長い冬が終わるまでに
    何かをみつけて生きよう
    何かを信じて生きてゆこう
    この冬が終わるまで

    この長い冬が終わるまでに
    何かをみつけて生きよう
    何かを信じて生きてゆこう
    この冬が終わるまで






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